口内に感覚過敏のある障害児の歯磨きのコツ

先週、息子を連れて歯医者に行ってきました。

我が家の障害児である息子は口内の感覚過敏があるため、歯磨きが苦手です。

今日はそんな息子の歯磨きのコツを歯医者さんで聞いてきたので、その話をしたいと思います。

歯医者さんに診てもらったこと

歯医者さんに行ってまず見てもらったのは、歯並びでした。

ちょっと歯並びが乱れているかなと思ったので、それを聞いてみましたが、先生曰くこれくらいならば問題ない範疇だということでした。

もう直ぐ抜けそうな乳歯が3本もあるとのことでしたが、母ちゃんは気づいていませんでした。

急いで抜かなければならないほどではないので、とりあえず様子見です。

障害児の場合、歯医者に連れて行かずに放っておくと、虫歯や歯並びのせいで本来は抜けてはいけない歯が抜けてしまうこともあるそうです。

歯医者に行くの本当に大事。

我が家の息子の歯磨きの練習

息子の場合、歯磨きするのが難しいので歯磨きの動画を見ながら練習しています。

我が家が使っている歯磨き練習動画はサンスター財団さんから無料で配布してくださっている動画をダウンロードしてきました

その動画では磨く部分がわかりやすく、10数えたら次の部位に移るという動画で、視覚優位な息子には分かりやすく、いいお手本になっています。

気になる方は『サンスター財団 自閉症』で検索してみてくださいね。

口内の感覚過敏を和らげて歯磨きするコツ

息子の仕上げ磨きの時に磨きづらい場所は2箇所です。

奥歯の中側は最初に舌を歯ブラシでこちょこちょ

奥歯の内側を磨かれる時に必ず気になって舌で歯ブラシをブロックしようとします。

そんな時は磨く前に歯ブラシで舌を優しくこちょこちょします。

息子はくすぐられるのが好きなので、「こちょこちょ」と言いながらやると少し嬉しそう。

それから、奥歯の内側を磨くと舌のブロックが優しくなるので、磨きやすくなります。

上の前歯は磨く前に歯茎を優しく触る

これは以前の障害児歯科のお話をした時にもしましたが、上の前歯の外側にも感覚過敏があります。

障害児の歯医者さんってありがたい

その場合、上唇と上の前歯の外側の間に指を入れて優しく触ると良いそうです。

力を入れて抑えると痛がったり嫌がったりがあるので、優しく3〜5秒くらい触ります。

それすらも嫌という場合は外側のお顔の該当する部分に優しく触れて少しマッサージしてみるのも良いそうです。

それらをやってみると嫌がらずに磨かせてくれる時が多くなりました。

事前準備も大事なのだと実感しましたね。

現在、2〜3ヶ月に1回は歯医者さんに定期的に通っています。

ただ、溜まっている歯石を取るのが怖いようで、この前のトライでもできませんでした。

歯石を取る用の器具の写真を撮らせてもらったので、その写真を見せながら次の時はできるように予告をしながら3月に再トライする予定です。

虫歯を作らないようにこれからも歯磨きを続けながら、息子のお口の健康を守っていきたいと思います。

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