我が家の入っている保険は、
- 家の火災保険・地震保険
- 自動車保険
- 夫婦それぞれの生命保険
- 息子の障害保険
以上です。
以前は医療保険やら生命保険やらごちゃごちゃと勧められるままに入っておりました。
それだけでその額は月に25,000円。(火災保険・自動車保険は除く)
年間では300,000円も払っておりました。
実は昨年に母ちゃんはファイナンシャルプランナー3級の資格を取りました。
社会保障制度や保険のことも勉強して我が家の場合は現在の保険料は月に7,700円まで減りました。
今は年間では92,400円なったので、1年で200,000円程の節約になりました。
我が家で必要とした保険
1.損失が大きい家の消失や交通事故に備える
家の火災保険は住宅ローンに入った時に入っております。
また自動車保険はもし誰かを怪我させてしまったり、ましてや死なせてしまった場合に支払う賠償額は生涯年収を遥かに超える金額になることもあります。
自動車保険の対人・対物の保証は無制限にしています。
この辺りの起こる可能性が低いものでも損害が大きくなる事態には必ず備えておかなければならないと考えて、この辺りはしっかり入っています。
2.親に何かあった場合に備える
私達夫婦も何かあった場合に備えて掛け捨ての生命保険に入っています。
日本には遺族年金という制度があり、もし夫婦どちらかが死亡した場合、サラリーマン世帯子供二人の我が家はシミュレーション上は月に14万円程もらえる計算です。
それを考えて、死亡保証が夫1800万円、妻1000万円という保険に入りました。
保証金額の差は働いてもらえる給料の差を考えてのことです。
それに加えてお父ちゃんには就労不能保険も加えてありますが、これはちょっと今再検討中です。
お父ちゃんはよく怪我をするので、それを気にして入っているのですが、母ちゃんは不要な気がしているので、また話し合いをする予定です。
3.外出先でのやらかしに備える(主に息子用)
息子の傷害保険は、外出先で物を壊したり人に怪我をさせた時の個人賠償がプラスされています。
ご存知の通り、我が家の息子は重度知的障害児であり、体を動かすのは大好きなパワフルな子なので、もし外遊びの時に誰かに怪我をさせてしまったら・・・という不安からお守り代わりに入ることにしました。
同居家族にも個人賠償は適用されるので、万一何か出先でうっかり壊しても保証されるそうです。
うっかりが多い我が家だからなぁ・・・。
使わずに済むことをひたすらに願って、かつ気をつけています。
それ以外の保険はやめました
これら以外の保険は全てやめてしまいました。
日本には遺族年金・障害年金・高額療養費制度などがあり、もしもの場合もかなり手厚い保証を国から受けることができます。
この辺りの事情を知っていて、かつある程度の貯蓄があれば必要になってくる保険というのはかなり少ないんじゃないでしょうか。
でも保険を解約する時には勇気がいりました。
そこで、母ちゃんは解約する時に実際に支払う保険料と万が一が起こった場合に受け取れる保証額を計算してみました。
以下は母ちゃんが入っていた医療保険のざっくりとした試算です。
保険料は月2,500円で、25歳から入っていたので平均寿命の87歳まで生きるとすると、総額1,860,000円でした。
入院1日5,000円受け取れてそれが180日分は保証されるとして、180日入院して受け取れる保証額は総額900,000円でした。
そこに手術の種類によって5万・10万・20万円がその都度支払われるとして、それがさて90万円かかるのだろうか・・・。
しかも、高額療養費制度で実際の負担額は医療費が高くなっても月に10万円くらいで済みます。
それ以上支払った分については返ってきます。
こうして、我が家はお父ちゃんの年収1年分の貯金と子供達の将来の学費の貯金はあるので、必要ないという結論に至りました。
そういうわけで、他の保険も検討して行った結果、我が家の保険は今の状態に落ち着いております。
保険ってものすごくたくさん種類があり、とりあえず入っておけば安心と思って入ってしまいがちです。
母ちゃんもそうでありました。
でも、現在の自分の財政状況と国の保証してくれる制度も知ってしっかり考えると、存外入るべき保険は多くありません。
ファイナンシャルプランナー3級の勉強をしてみて、それがひしひしと身に染みて感じました。
知らないと損をすることって多いものです。
こういった勉強をするのは楽しいので、これからも続けていきたいと思います。
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