支援学校に行く障害児の1日

昨日は知的障害のある息子の就学時のお話をしました。

今日はその就学してからの息子の日々の様子をお話ししたいと思います。

起きてから支援学校に行くまで

朝起きてからは以前に朝のルーティンでお話ししたように、まずは起きて身支度をします。

朝ごはんをして支度をしてからスクールバスが停まるバス停へと晴れていれば徒歩で向かいます。

そこからバスに乗って30分ほどで学校に到着します。

支援学校での様子

学校についてからは先生と教室に向かい、私服から持って行った体操服に着替えます。

そして、カバンの中の連絡帳などを所定の位置に置いたり、持ってきたものを片付け終えるとそれぞれの課題をします。

息子の場合は、絵合わせやパズル、ボタン通しなどをやっているようです。

その時々でその子に合った課題を先生が色々と考えて用意してくれています。

ここまでで大体1時間目が終了します。

そこからは生活単元学習、体育や音楽、などの授業があります。

国語や算数の授業もあり、発達具合や理解度に応じて普段とは違うクラスに分けられて授業を受けています。

算数の授業を参観した時は、うちの息子は授業そっちのけで1〜10までの数字の絵合わせを延々とやっていました。(笑)

何となく1〜10まで言える時がありますが、大体途中でどこかの数字が抜けます。

体育などの体を動かす授業が好きなようで、だいぶ前に参観に行った時はトランポリンなどは楽しそうにやっていました。

けれどルールなどがイマイチ理解できないので、難しい競技などはできないかなと思います。

そうして4時間目までの午前中の授業が終わると、給食の時間になります。

以前はランチルームに移動してみんなで食べていたようですが、コロナ禍の今は教室の机で離れて食べているようです。

でも、その方が食事に集中できる子が増えたらしいので、いいのか悪いのか・・・。

給食後は5時間目にまた授業があり、6時間目になると帰る支度をします。

体操服から私服に着替えて鞄に荷物を詰めて、帰り支度が終わるとバスや迎えが来る時間までまた課題をして待つようです。

学校が終わると放課後等デイサービスへ

息子の場合は用事がなければ放デイの職員さんがお迎えに行ってくれます。

放デイさんではそのまま事業所に戻っておやつを食べたり、公園に出かけてくれます。

雨の日だと事業所内で工作や作業課題をしたり、総合スーパーなどでウィンドウショッピングする時もあります。

放デイは事業所毎に過ごし方が違うので、その子に合った過ごし方をしてくれるところを選ぶのが一番ですね。

息子は体を動かしたくてしょうがない子なので、公園などに毎日のように行ってくれる今の放デイさんに行けて本当によかったです。

自分で友達と遊びに行ったりすることができない息子には、家でも学校でもない第3の居場所があるのは、とても大事です。

そして、午後5時過ぎになると放デイの職員さんが家まで送ってきてくださるので、いつも玄関前で息子の帰りを待っています。

帰ってからのルーティン

帰ってからは荷物の片付けをしたらお風呂場に直行。

その後夕ご飯を食べて、寝るまでは好きなことをして過ごします。

疲れていればソファに転がりダラダラしています。

元気が余っている時は新幹線や電車の動画を見たり、おもちゃで遊んでいます。

そして午後9時ごろになると家族みんなで寝室に行って布団に入り、就寝します。

まだみんな同じ寝室で寝ておりますが、数年後には一人部屋で寝てもらおうかなと計画中です。

将来のことを考えると母親や妹との程よい距離感をとるというのも大事になってきますね。

私が息子離れができるかも心配です。

成長してくれるのは嬉しいけれど、子供が手を離れていくのは少し寂しくもありますね。

こんな感じで息子の支援学校へ行く平日の1日は過ぎて行きます。

学校も放デイも大好きな息子は今のところ楽しく学校へ通っています。

これが中学部になってくると将来に向けての作業訓練(仕事などをする練習)などが入ってくるそうです。

そうなるとちょっと嫌になってきてしまう子もいると聞くので、中学部になっても楽しく学校に行ってくれるといいなと願っております。

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