支援学校の先生との連絡帳でのやり取り

知的障害児の息子が通う支援学校にも連絡帳での先生とのやり取りがあります。

普通の小学校と違うのは、毎日先生から見た息子の今日の様子が書かれていることです

親は家での様子などを書いて返すのですが、何を書こうか悩む日もあります。

今日はそんな支援学校の連絡帳のことをお話ししようと思います。

連絡帳に記載されること

息子の支援学校の連絡帳はA5サイズの用紙に印刷したものがファイルに挟まれています。

パソコンで予め下地を用意してあって、それに先生が記載内容を毎日変えて用意し、必要に応じて手書きで記載を加えて下さっているようです。

その連絡帳のやり取りでは先生が書いてくださる事項は以下の通りです。

  1. 今日の日付
  2. 給食の様子
  3. 排便(排泄)があったか
  4. 今日の学校での学習内容
  5. 今日の子供の様子

それに対して、保護者が返すのは以下の通り。

  1. 今日の下校方法
  2. 昨夜の睡眠時間
  3. 朝食の様子
  4. 排便があったかとその様子
  5. 体調
  6. 昨日から今朝にかけての様子
  7. 今朝の体温

最後の体温はコロナ禍に入ってから検温チェック表が足されたので、ついております。

先生はよく見て下さっている

先生が記載してくださる学校での様子はクラス全体向けの報告は事前にパソコンで予め入力されています。

個人向けの記載は手書きだったり、パソコンで入力されている先生もいらっしゃいます。

この今日の様子を読むのが母ちゃんの毎日の楽しみです

学校での活動の様子や先生・お友達とのやり取り、息子の困りごとの対処の仕方や工夫、その様子が思い浮かぶように詳しく書いてくださることが多いです。

もちろん、先生が出張や研修で不在の時は記載がないこともあります。

先生方は1クラス6人で補助の先生もいらっしゃるとは言え、一人でも面倒を見るのが大変な息子のようなお子さんたちを相手にして下さっています。

それなのに、よく一人一人を見て下さっているなと毎度感心してしまいます。

たまに家で困っていることを書くと、学校での対処法や工夫を教えてくださることもあります。

打てば響くとはまさにこのことかというほど、きちんと返答してくださいます。

先生方の知識・知恵・経験に助けていただいたり、感嘆したことも数え切れません。

これでいいのかと思いつつコメントを返す日々

先生がたくさん様子を書いてくださるので、こちらもある程度きちんと書きたいと思って、毎夜寝る前に息子の様子を書きます。

言語訓練や病院に行ったらその様子や活動内容を書くようにしています。

また困り事や家での対処の仕方、その進捗状況を書く時も多いです。

しかし、何の問題もなく穏やかに過ごせた日にはどうしようかと悩みます。

仕方なくその日のご飯の様子や遊んでいたおもちゃ、口ずさんでいた歌のことなどを捻り出して書いています。

50字程度で終わる日もあれば、裏側まで延々とたくさん書く時もあります。

その書いた内容で息子の好きなものや問題行動の対処の仕方を学校生活の中に取り入れてくださることもあり、そんな時は頑張って書いていて良かったなと思います。

支援学校の先生との情報共有に欠かせない連絡帳。

そこにはただの連絡事項のやり取りだけでない、先生方の日々の工夫の跡や子供達への愛がたくさん書かれております。

そうした先生方の日々の努力や思いにどれだけ親が返せるのか分かりませんが、せめてできることはしたいと今日も頭を捻ってコメントを返したいと思っております。

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