支援学校の学校祭

(障害児)育児は自分育て

この時期は子供の発表会やら、学校祭やら色々とある時期です。

我が家も例に漏れず、娘の発表会や息子の学校祭が近々行われる予定です。

今日はその支援学校の学校祭のお話をしたいと思います。

学校祭に向けて

学校祭のようなイベントがあると大抵の場合、息子は情緒不安定になってきます

私が子供の頃は運動会や学祭などのイベントは、練習や準備などが大変である一方で楽しかったりもしました。

娘も近々行われる発表会に向けて、楽しそうにダンスを毎日練習しています。

しかし、息子はそうした浮き足立つような雰囲気が苦手なのか、いつもと違う活動が入ってくることに不安を覚えるのか、学校祭の準備などが始まると大体メンタル面が不安定になってきます。

先月下旬から徐々に準備などが始まっていたのですが、今月に入ってからは学校祭に向けた本格的な準備が始まっているようです。

その為か、最近はこだわりが強くなったり、家ではイライラしやすかったり、寝起きがすごく悪かったりと、少し疲れやストレスが溜まっているのかなという様子が見られます。

コロナ禍の前の学校祭

ちなみに、コロナ禍になる前の支援学校の学校祭は2日間行われていました

支援学校の学校祭では各学年毎に先生方が考えたゲームを運営します。

ゲームに使う道具やセット、ゲームの参加賞も生徒・児童達が先生達と一緒に手作りします。

当日運営するにあたって担当する役や時間帯もそれぞれに割り振られるので、担当する役をこなすための練習もします。

1日目は学校内の生徒・児童達が各学年の展示やゲームコーナーを見てまわります。

実際にゲームに参加して、参加賞をもらって帰ってきたりもしていました。

2日目は一般に公開されます

各生徒・児童の親やデイサービスなどの事業所、近所の方々、関係機関の方達などなど、たくさんの人がいらっしゃいます。

ゲームは小さいお子さんから小学生くらいのお子さんまで、とても楽しそうに参加されていました。

娘も当時こども園に通っているくらいの歳でしたが、すごく楽しそうであれもこれもやりたいと楽しそうでした。

ウチの息子はゲームも私と一緒に参加しました。

指示するとやることが分かったりはしますが、ところどころ手伝ったりしていました。

それ以外にも2日目は中学部や高等部の生徒達が作業学習で制作した製品のバザーも行われて、それには長蛇の列ができるほどの人気ぶりです。

農作物やら可愛い小物やらがお安く買えるので、生徒・児童の親だけでなく近所の方々も買ってくださるそうです。

でも、ウチの息子は人が多く騒がしいのが苦手で、小学1年生の時は途中で嫌になりパニックになってしまいました。

当時の担任の先生から先に帰ってもいいよと言われ、先に帰った時もあったなあ。

コロナ禍での学校祭

現在はコロナ禍ということもあり、2日目の一般公開はなく、1日目に自分達だけで学校祭を楽しんで終わりなので、仕方がないとは言えどもちょっと寂しいですね。

の代わりに親は前日の授業参観で、ゲーム運営の練習を見にいけるようになっています

今回、息子はゲームの音楽をかける係なのですが、こだわりが出てきてしまっているらしく、先生が気持ちの切り替えをさせながら、何とかこなせるように工夫してくださっているそうです。

当日もうまくできるのかなと心配しつつ、授業参観でこっそり様子を見に行こうと思います。

最近では少しずつコロナ前の生活に戻していこうとする動きもある様子なので、来年には以前のような学校祭ができるといいのですが・・・。

イベントには滅法弱い息子ですが、これから先の人生も考えると、少しずついつもと違うイベントに参加するという経験を重ねて、うまく乗り越えていけるようになればいいなと思っています。

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