先日、息子の通う支援学校でPTA総会と保護者会が開かれました。
支援学校のPTA総会の様子
PTA総会は3年ぶりに書面ではなく会合という形で開かれて、久しぶりに保護者が体育館にみっしり集まっておりました。
PTA総会では大体以下の通りのことが行われました。
- 昨年度の事業報告と決算・監査報告
- 今年度のPTA会長と役員の選出・承認
- PTA会長の挨拶
- 今年度の事業計画案と予算案の承認
今年度からコロナ禍から徐々に元の行事なども復活させていくようで、講演会・PTA主催のお祭り・就労施設への見学研修なども再開される予定なんだとか。
今まで無かった分、なるべく行事や講演会・研修会などにも参加したいなと思っています。
支援学校のPTAの組織形態
ちなみに息子の通う支援学校のPTAは高等部・中学部・小学部の各学年から役員と学年委員を1名ずつ選出します。
更に高等部2年の役員はPTA会長、高等部3年・中学部3年・小学部6年の役員は副会長になります。
副会長は行事委員会・研修委員会・広報事業委員会いずれかの顧問になるそうです。
他の役員は書記・会計・監事・理事などに割り振られて、委員会に属してその委員会の主要メンバーになります。
学年委員は参加した委員会での実働部隊といったところでしょうか。
母ちゃんはコロナ禍に役員になって当時は行事委員会にいたのですが、お祭りもなく、バザーも商品が少なかったので、ほぼやることはなかったです。
会計のお仕事は学校で実際に使われていたお金の帳簿と伝票に貼られた領収書の額が合っているかを確認しました。
地味に目が疲れるお仕事でしたが、こういうお仕事は好きなので喜んでやらせてもらいました。
保護者会でのお話し
その後、保護者会で学校からの連絡事項がありました。
メインは就学奨励費
支援学校に通う生徒は世帯年収にも左右されますが、特別支援教育就学奨励費が支給されます。
それはざっくり言うと支援学校に通うために必要な経費を補助してくれる制度です。
規定の書類を年度の始まりに提出してから、支給対象の学用品を購入したらその都度レシートを規定の書類に貼って必要事項を記入して提出すると年間1万円強まではお金が戻ってきます。
小学部・中学部・高等部の新入生については体操服や制服など新しく必要になるものが多いので、更に5万円〜6万円くらい戻ってきます。
それ以外にも給食費・通学にかかる交通費なども支給対象になり、それは学用品の限度額とは別で戻ってきます。
世帯年収が高い家庭や支給を辞退した場合には戻ってきません。
それらに必要な書類の記入方法や注意点の説明がありました。
(地域や学校によってその詳細は変わってくるらしいので、気になる方はお住まいの地方自治体や各学校にお問合せください。と言うか、支援学校に入学したら必ず説明があるかと思います。)
学校の方針など
そして、学校でもコロナ禍前の状態に戻していくことの話があり、以下の方針の説明がありました。
- 音楽の授業での歌唱の再開
- 家庭科での調理実習の再開
- 水泳の授業の再開
- 給食での会話や対面で食べる方向に
しかし、最初はいずれも距離を取ったり、密にならないように気をつけていきます。とお話しされていました。
でも、きっと子供たちにとっては嬉しい変化になっていくんじゃないかと思います。
他にもICTを促進していきたいというお話をされていました。
支援学校でもタブレットを授業中に結構活用されているんですよね。
子供達にわかりやすいように説明のための動画や体育の体操やダンスの動画をタブレットを大きなテレビに繋げて流していて、見て分かりやすいので子供たちのためにもいい活用の仕方をしていただいていると思います。
他にも放課の時間にタブレットで自分の好きな動画を見たり、ゲームをしたりということもしているそうです。
我が家の息子はピタゴラスイッチの動画をよく見ているそうです。
これからどんなふうに変わっていくのか分かりませんが、先生方も色々と時代に合わせた教育方法を模索してくださっているんだなと感心しております。
以上のような話を1時間ほど聞いてきて、今年度はどんな1年になるのかなと少しワクワクしております。
行事が戻ってくると、ちょっとした試練もありそうではありますが、楽しみながら乗り越えていけたらいいなと願う母ちゃんでありました。
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