片付けられるようになった理由

母ちゃんは片付けが大の苦手・・・でした。

結婚する前は自分の部屋に足の踏み場以外は物が散乱しているという、いわゆる汚部屋の住人でした。

そんな母ちゃんが今では家に来た皆様が「綺麗にしてるね」と言ってくださるくらいに片付けられるようになりました。

では、どうして片付けられるようになったのかを少しお話ししたいと思います。

片付けるようになったきっかけ

片付けるようになったのは結婚・出産してからでした。

我が家はお父ちゃんが片付いてないと気が済まない人でした。

しかも、人に片付けろとは言わずに自分で他の人の物まで片付けてくれる人だったので、いつも母ちゃんの散らかしたものも片付けてくれていました。

それが申し訳なくなり、自然と自分も片付けないといけないと思うようになり、片付けるようになってきました。

そして、出産してからは赤ちゃんはとにかくなんでも口に入れてしまうし、家の中を動きまくるので床に物を置いておくと危ないと気づき、必然に迫られて片付けるしかない状況でした。

障害児の息子はそれはもう動きまくる子でしたから、台所には入らないように柵もつけていたくらいでした。

極力ものは見えないところにしまい、危ないものは普段開けないところに入れておく癖はこの時につきました。

片付けするコツ

では、どうやって片付けるのかというところですが、色々片付け本を読んで自分なりにわかってきた片付けのコツがありました。

  1. 同じジャンルのものは全部出してきて、要・不要・迷うものに分ける。
  2. 必要なものは使いやすくて片付けやすい場所を決めてそこに片付ける癖をつける。
  3. 迷うものは消費期限を決めて、そこまでに使わなければさよならする。
  4. 「いつ使うのか」を意識する。

最初にこの考え方を元に大掛かりな片付けをした時はやはり大変でした。

服を整理した時は全部床に並べていたら山になりましたから、最初はこれを整理できるのかとビビったものです。

仕分けるのは疲れますが、必要なものだけにして、不要なものにさよならを告げると大分スッキリしました。

そこからどう片付けるとこれからの片付けが楽になるかを考えるのも重要でした。

私の場合は服は引き出しにしまうと奥にあるものを忘れて全然使わないことに気づき、ハンガーにかけて見えるようにしました。

洗濯してもハンガーにかけたまま仕舞えばいいので、片付けも少し楽になりました。

こんな感じで家の中のものを全部片付けていきました。

でも、1回やってしまうと慣れてきてますし、たまにものを見直して片付ける時にも大分楽になりました。

綺麗な状態を維持するコツ

普段家の中の綺麗な状態を維持するために意識しているのは、

  1. 買い物はすぐに使うものを買う。
  2. 物の家賃を意識する。
  3. 買ってきたもの・郵便物・学校のおしらせはその日の内に片付け場所を決めて片付ける。
  4. 収納するためのものを買わずに家にあるものでやりくりする。

というところでしょうか。

食べ物も服もすぐに使うのかを意識して買うようにしています。

もう少ししたら使いたいなと思うものはその時まで待ちます。

案外忘れてしまうものも多いので、それは必要なかったのだと割り切ります。

2番の物の家賃とはズバリその物のスペースに払っている家賃のことです。

物を置くことでそのスペースは当然その用途でしか使えなくなります。

不要なものが家のスペースの10分の1を占めていたとします

もし家賃が月10万円のところに住んでいたとしたら、不要なものに月1万円支払っているようなものです。

そんな要らないものに月1万円も払うの嫌だ!!

この考え方は母ちゃんに刺さりました。

ものを買う時にも、その物を買って使う時の利便性その物を置くスペースの家賃を払う価値があるかをよく考えるようになりました。

買い物する時にはよくブレーキになってくれます。

そして、家に持ち込んだものはその日の内に片付けるようにしています。

汚部屋の住人だった頃は、物を無くしてはそれを捜索するのに20〜30分くらい、ひどいと1時間以上かかっていました。

最初に分かるところに片付ける手間は1分もかからないことが多いです。

場所がわかっていれば取りに行く時間もやはり1分ほどです。

捜索の時間が無ければできたことを考えると勿体無かった・・・。

そうした苦労やら後悔やらを積み重ねて、今の片付けができる母ちゃんになっていきました。

片付けをするのに参考になった本

片付けをする際の実際の方法や考え方の参考になった本があります。

このシリーズは3番目まで読ませて頂きましたが、漫画で分かりやすく、全部参考にさせてもらっています。

こんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」も考え方が大好きです。

こうした本を書かれている皆様は総じて本当に物を大切にされていて、自分の物に対する価値観を振り返るいいきっかけを頂きました。

そんな片付けられるようになった母ちゃんですが、おしゃれに飾るセンスはイマイチなので、おしゃれな家ではありません。

でも、家族がストレスなく暮らせる空間づくりはできるようになりました。

小さな家ですが、子供が走り回ったり、ダンスしたりするのには十分なスペースもあります。

何より家が綺麗で伸び伸び動けるので、家が汚くて窮屈というストレスはありません。

それだけでも暮らしの満足度が高くなったので、片付けするのは今や楽しくなりました。

ちょっと生活の変化があったり、ごちゃっとしてきたかなと目についた時はどうやったらもっと綺麗で使いやすくなるかなと考えるとウキウキします。

これから大掃除のシーズンなので、また家の中の所々をチェックしながら、片付けを楽しもうと思います。

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