先日、知的障害児である息子の、療育手帳の再判定を受けに行ってきました。
児童相談所って、今では名前が児童相談センターなどに変わっているところもあるんですね。
ここでは分かりやすいので、児童相談所と書かせていただきます。
それで、その児童相談所で再判定のための検査をしてもらってきました。
先日、療育手帳の更新の書類が来て市役所に提出した際に再判定のための検査の予約をして、その予約日に行ってきました。
検査当日の様子
児童相談所につくと、まずは受付用紙に記入します。
普通に名前や住所、来所した理由などを記入するだけです。
そこから、検査してくださる担当の方が来てくださって、息子はその担当の方と検査するための個室へ移動します。
最初に判定してもらいに来た頃は、息子が一人で検査を受けるのも難しかったなと少しですが成長を感じます。
その間に付き添いの私は待合室で息子の状態に関する問診票に記入をします。
聞かれた項目はざっとこんな感じでした。
- 食事の食べ方(食具の使い方)
- トイレ(どれくらい介助がいるかなど)
- 衣服の着脱がどれくらいできるか
- お風呂の入り方(どの程度一人でできるのか)
- 通っている学校での様子(お友達や勉強の様子)
- 睡眠(時間の長さや眠れているかなどの様子)
- 好きなこと・趣味
- お手伝い(どんなことができるか)
- 外出の様子(外での危険がわかるかなど)
- 買い物や金銭感覚
- 通っている医療機関
- 利用している福祉サービス
- 障害児本人の困りごとや配慮が必要なこと
色々と思い返しながら書きましたが、30分くらい悩みながら書いていました。
検査には40〜50分くらいかかっていたと思います。
検査のお部屋から聞こえてくる声から察するに息子が中々指示が分からずに時間がかかっている模様。
彼は知らないところへ来たソワソワも相まって、声も大声になってしまっていました。
検査してくださっている方に内心すみませんと思いつつ、終わるまでひっそりと静かに待つ母ちゃん。
途中、もう終わったのかと思ったら、トイレに行きたがる息子のトイレに付き添って、また待ちます。
その検査が終わると今度は私が書いた問診票を元に詳しい普段の様子の聞き取りが行われました。
その聞き取りが終わって結果の数値を計算してくださる間に息子とやはり10分ほど待ちました。
それから、やっと結果の説明になります。
前はサラッとでしたが、今回はしっかり説明してくださいました。
今回の再判定の結果は?
息子の再判定の結果はIQ20以下の最重度の判定になるだろうということでした。
それでも何かできなくなっていることはなく、できることも言葉も息子なりに増えてはいるとのことでした。
内心ではやはりそうかと納得する気持ちと、ちょっと残念に思う気持ちとが混ぜこぜで少しなんとも言えない気分でした。
でも、再判定をしてくださった方はさすがお仕事にされているだけあって、落ち着いて説明してくださっていました。
息子はその間、個室の中をちょろちょろしたり、パーテーションの下に貼ってあるテープを剥がそうとしたりと、いつも通り母ちゃんをハラハラさせてくれてました。
それから、担当してくださった方にお礼を言って児童相談所を出る頃には、1時間半ほどの時間が経っていました。
長い時間でしたが息子は怒ったりパニックになることもなく、よく頑張りました。
新しい療育手帳が来るまでには年末年始を挟むので、1ヶ月ほどかかるだろうということでした。
その新しい手帳発行の際にまた特別児童扶養手当の手続きもすることになるだろう説明も受けました。
次の更新もまた3年後だそうです。
その頃には息子は中学部2年生になっていますが、その時にはどんな感じに育っているやら。
期待半分、不安半分ではありますが、また少しでも親子共々成長できていたらいいなと思います。
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