障害児の息子が療育手帳を取ったのが、こども園の年少さんの終わり頃でした。
息子の障害の診断名が『自閉スペクトラム症』だとついたのが同じく年少さんの夏頃でしたので、それから約半年後のことでした。
今日はその療育手帳を取った時と更新の手続きなどについてお話ししたいと思います。
療育手帳を初めて取得した時
市役所での手続き
療育手帳を最初に取得したときは市役所でたくさんの書類を書くことになりました。
療育手帳取得の申請と、取得してからの障害児向けの特別児童手当の申請を含めると色々と書いたなと思い出されます。
でも、書き方は市役所の職員さんが全部教えて下さるので、特に大変だったのはその間に連れて行った息子を大人しくしてくれるように宥めることくらいだったと思います。
児童精神科の先生の診断書も持って行ったと記憶しています。
その時に児童相談所で発達検査の予約を取ってもらいました。
そして、後日予約した日に児童相談所で発達の検査をしてもらいました。
その時のありのままの発達具合を見てもらう必要があるので、特に対策などはしておりませんでした。
児童相談所での発達検査
児童相談所へ行くと、発達検査の先生がいらっしゃるのでその先生が検査してくださいます。
言語訓練で発達の検査を受けたことがあったので、それと少し似たような感じでした。
我が家の息子は重度知的障害がありますので、発達の検査は1歳半のお子さん向けぐらいのものからやっていたような気がします。
積み木を積んだり、三つのコップに小さな犬のマスコットを入れて、どれに入っているか当てさせたりという検査があったのは覚えています。
これが中々指示が入っていかずにできないのですが、まあそんなもんだよなと現実を思い知るときでもあります。
それ以外では親への問診でどれくらいの発語があるのか、生活では自分の身辺のことをどれだけできるか、どんな困り事などがあるのかを聞かれます。
今まで更新も含めて3回ほど検査を受けていますが、今のところ重度のA判定が続いております。
その検査の時にすぐ判定は出ないのですが、判定して下さった方に聞くと大体これくらいかなというところは教えて下さいます。
もちろん、確定ではないので後日変わる可能性はありますが、気になる場合は聞いてみるといいと思います。
この検査結果が出て、取得に至るまでは2〜3週間くらいだったと思います。
検査結果が出ると家に書類が届き、それを市役所に持って行って療育手帳を発行してもらいます。
その時に前述したように障害児向けの特別児童手当の申請なども行いました。
ちなみに特別児童手当は毎年更新の書類が届くのでそれに必要事項を記載して出しています。
更新について
更新の時期はこども園の時は2年に1回、小学生に上がるタイミングで3年に1回になりました。
息子の場合、取得したのがこども園の年少さんの時です。
その2年後の年長さんの時と、そこからは3年に一度になるので小学2年生、小学5年生が更新のタイミングでした。
更新の時期には市役所から書類が届きます。
息子は来年の1月下旬で療育手帳の期限が切れるのですが、今回の更新の書類は2ヶ月半前の11月上旬に届きました。
その書類と今の療育手帳を持って市役所に行き、そこで書類の確認と児童相談所での発達検査の予約を取ります。
後日、児童相談所で検査を受けてその結果で判定が決まり、それを元に新しい療育手帳ができて市役所まで行って、旧療育手帳と交換する形で交付されます。
検査を受けてから交付されるまでに大体2〜4週間くらいといったところでしょうか。
長期休みなどを挟むと待つ期間が長くなる時があります。
我が家の息子ももうすぐ更新の時期が来ているので、先日市役所から書類が送られてきました。
必要なものを用意して、来週には市役所に行ってくる予定です。
できることもちょっと増えた息子ですが、さて今回はどの判定になるやら。
今から更新の手続きに行って、検査を受けてから結果が出て新しい療育手帳になるのは2ヶ月くらい先になるかと思います。
どんな結果になるかなと少し楽しみにしながらも、なるべく早めに手続きをしたいと思います。
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