障害児がいる我が家の防災

(障害児)育児は自分育て

我が家が住んでいる地域では大きな地震が起きるかもしれないと言われ続けて、もう十数年近くになります。

ビビリな母ちゃんはそう言った場合の非常時の備えを、日々ちょっとずつできるところからしております。

重度知的障害児の息子もいるので、その辺りも踏まえつつ、我が家の防災についてお話ししたいと思います。

避難訓練をしてみる

たまに家の中で避難訓練をしてみたりします。

リビングの辺りで机を揺らしつつ、「地震が来たらどうする?」と子供達に聞くと、娘はすぐにテーブルの下に潜りテーブルの足を掴んでます

息子はわからないだろうなと思いながらも、「テーブルの下でダンゴムシのポーズだよ」とダンゴムシのポーズを何とかしてもらうようにしております

我が家には玄関にそれぞれの防災持ち出しリュックがあるので、ある程度揺れが治ったらそれを持って防災頭巾を被って近所の公園に行くんだよと教えます。

と言っても、最近では年に1〜2回くらいしかしていないので、もう少し頻度を増やしたいところではあります。

昔、障害児者がいる家庭のための防災セミナーに行ったことがありました。

そこで、家でもしょっちゅう避難訓練をしていたら、本当に地震があった時も自分で避難できて、親が避難所に迎えに来るまで防災ボランティアの方に助けてもらいながら待っていられたそうです。

やはりそういった心構えができていると違うようです。

もちろん、我が家の息子には難しそうではありますが、何事も練習が大事ですよね。

非常時の備えについて

防災の備えとしては家族一人一人の非常用持ち出しリュックが玄関にあり、一晩は避難所で過ごせるようにするための水と食料とその他必要と思えるものを入れてあります。

とはいえ、障害児の息子がいることもあり、家が無事なら家での避難生活を送りたいので我が家の中にも備えは必須です。

停電時に必要な灯り

まず、灯りになるものを各部屋に一つは置いてあり、1階のリビングと繋がる和室と2階の寝室には停電した時に光るライトを置いてあります。

昔、我が家では大雨の時に1〜2日停電したことが十数年のうちに2回ほどありました。

その時に灯りがあるとやはり助かりますし、安心できます。

いざという時の熱源

オール電化の家なので、卓上用ガスコンロも常備していて、たまにお鍋の時に出してきて使っています。

普段使いできるものを普段から使いながら備えておくのは大切だそうです。

備えておきたい水と非常食

水と防災食も1階と2階に備えてあります。

お父ちゃんや子供たちが会社や学校などに備蓄してある期限が迫った防災食を持ち帰ってくる時もあるので、それを食べたりすることもあります。

息子は偏食があるのでどんな防災食なら食べられるかを知っておくのも大事です。

この前、防災食のアルファ米のご飯を食べてみました。

お湯を入れてかき混ぜてから15分ほど待つと出来上がるのですが、思ってた以上にとても美味しいご飯でした。

レトルトカレーをかけて食べたのですが、量がご飯茶碗2杯分くらいあったので、お腹がパンパンになりました。

今月期限が切れるからとお父ちゃんが会社から持ち帰ってきた防災食のパンがありまして、私も先ほどお昼に食べてみました。

開けるとほんのりパンのいい香りがします。

食べる前はパサパサしているのかなと思っていたけれど、そんなこともなく噛むと優しい甘さが美味しい。

大きさは市販のロールパンより少し大きく、平べったい形でした。

思ったよりお腹に溜まるし、子供も好きそうなお味でした。

こんなに美味しいのに作ってから5年経っているかと思うとすごいなと感心してしまいました。

今の防災食って美味しい。

この辺りの防災食は息子も問題なく食べれていたので、他の味付けのものも含めていくつか買って備えています。

でも防災食はちょっとお高いものも多いです。

なので、ローリングストックも意識して、普段買っているようなもので常温で備えておけるものはちょっと多めに買っています。

我が家なら、常温で置いておける無調整豆乳1Lを箱買いしたり、サバ缶や焼き鳥缶などの缶詰などもいくつか買ってあります。

豆乳は普段から飲んでいますし、サバ缶は私のお昼やお父ちゃんのお弁当にも活躍しております。

家の家具や片付けで家の中の危険に備える

家具で固定できるものは固定したり、滑り止めをつけてみたりと色々と試行錯誤をしています。

ただ、専用の物を買ったりすることもしないといけないので、まだ行き届いていない部分もあります。

なるべく家の中に物をごちゃごちゃ置かないように片付けておくことも心がけています。

幸いなことに大きな災害にはまだ遭ったことがない我が家です。

しかし、それはいつやってくるかが分かりません。

日々の中で気づいた時に少しずつでも備えておくことは本当に大事だなと思っています。

いざという時に家族を守れるように常日頃から備えていきたいと思います。

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