障害児の息子と登校する朝のルーティン

毎日、障害児の息子とスクールバスのバス停まで、毎朝一緒に登校します。

朝はいつも6時に起こしに行くと、息子は眠そうでも起きて着替えを取りに行って、トイレに行ってから着替えるというルーティンができています。

そこまではスムーズなんですけどね。

そこから靴下を履いて朝食を食べるまではこたつでまったりしているので、靴下を履かせて食卓に座らせるまでが少し大変です。

息子の朝食は大体パン派ですが、おじいちゃんがくれるお菓子がたくさんあるため、それが少し加わることもあります。

娘は最近レンジでチンして作る蒸しパンを自分で作るのがお気に入り。

今日の朝食はキャベツとブロッコリーとカニカマ炒めに、息子はマロンクリームをサンドしたクロワッサン、娘はナッツ入り蒸しパン

好きではない野菜に文句を言われつつも、食べるように促して、最後にきなこ豆乳を飲むと次は歯磨きにうつります。

朝はこの時点でもうすでに時間が差し迫っていることが多いので、歯磨きを急いで仕上げ磨きまで済ませたら朝のお支度にかかります。

前日に学校の支度もやってしまいたいのですが、息子は夜に支度をするのをとても嫌がるので、朝にするしかありません。

体操服を風呂敷で包み、給食セットを用意し、水筒をカバーにつけて、連絡帳とそれらをカバンに入れます。

しかし、何も言われないとすぐに気が散って手が止まってしまうので、最後まで母ちゃんが指示をしながら終わらせます。

この時点で7時半に近いので、急いでトイレに行かせてすぐに出発します。

同じ時間に娘も小学校に出発するのを見送り、別の道を息子と一緒にせかせか歩いて行きます。

近所の投稿していく小学生に「おはようございます」とすれ違うときに挨拶をするのですが、普通の子はこんな風に自分で学校に通うんだなと当たり前のことをふと実感します。

赤ちゃんの喃語のようなつぶやきや発声をする息子を連れて、他の人から見ると不思議(もしくは不気味)に見えるかもしれないこの光景もすっかり慣れて日常になっているのが何だか面白い。

息子が知的障害がなかったら、こんな風に朝息子と歩いていることもないんだなと思うと、それはそれで少し寂しいような気もするので、今の生活も悪くないなと思いながら今日も歩いてきました。

朝の空気は清々しくて、冬の太陽が昇りかける時間帯は見える景色が少しキラキラ輝いているように思えます。

もう5年間続いている習慣です。

スクールバス停までは学校から指定されている近くの駐車場まで車で来て、そこからバス停まで数分という距離なので車で来ている人も多いのですが、我が家のように歩いてくる人も少数います。

我が家からスクールバス停までは十数分程度なので、朝の運動がてら歩いて行きます。

雨の日は息子が傘をさすのが難しいので車で駐車場まで行って、息子と一つの傘に入ってバス停まで行くことにしています。

支援学校の高等部まで続けたら、あと7年間は続くこの習慣。

長いようで、きっと後から振り返ったらあっという間なのだろうなと思います。

そんなたわいも無い日々がひどく大切に感じられた今朝でした。

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