自閉症スペクトラム症と重度知的障害を持つ息子ではありますが、最近、着替えに関しては自分でできるようになってきました。
最近は少し服の好みかこだわりが出てきたのか、自分で服を選んで着るようになってきました。
そんな息子の着ている服の話をしようと思います。
着せている服について
息子はこども園の時などは着る物にそんなにこだわりはなく、出されたものを着ていました。
昔から気を付けていたことは、締め付けず着替えがしやすい服にすることでした。
Tシャツやトレーナーは被ってきればよしというものばかりでした。
ズボンはゴムのものしか買っていませんでしたし、現在でもそうです。
ホックを外してジッパーを閉めてとか、今でも難しいです。
でも、外でのトイレを考えるとそろそろ練習を始めようかなとも思っております。
おしっこを立ってする場合、ズボンを下げるのでお尻丸出しになってしまうんですよね。
今後の課題の一つです。
こども園時代は泥遊びを推奨しているこども園でしたので、春から秋にかけては毎日上から下まで多いと5〜6着を園で着替えて持ち帰ってくる時もありました。
もう西松屋さんやユニクロさんで安いTシャツやズボンを十数着買っておいて、洗濯は毎日最低でも2回は回しておりました。
ボタンのある服
ボタンがあるものはこども園時代は難しかったので、大体Tシャツかトレーナーのような被って着る服が多かったです。
しかし、ボタンもつけられるようになってほしくて、冬に大きなボタンがついているベストを着せて、それをつけるところから練習しました。
何かをはめるのが好きだった息子はボタンも練習するうちに順番がばらつくものの、はめることはできるようになりました。
小学2年生〜3年生になって、小さいボタンの服もかけられるようになってきました。
ただ順番にはめるのは今でも難しいので、上の一番目だけつけてあげると大体後は綺麗にはめられます。
着替えの練習
着替えの練習に関しては私と一緒に自分の手で服を持って被るところからスタートしました。
自分で被れるようになったら次は手と頭を通せるように誘導して、徐々に手を放して口を出すようにしていました。
支援学校に入学してからは毎日朝と帰りに着替えタイムがあるので、そこからは一気に着替えが上手になりました。
支援学校の体操服
ちなみに息子が通う支援学校では学校に着いたら体操服で過ごします。
体操服の種類はこんな感じです。
- 体操服シャツ(半袖と長袖)
- 体操服ズボン(半ズボンと長ズボンがあり、どちらもジャージ素材)
- 上に着るジャージ(被るタイプ)
夏は半袖体操服・半ズボンで、春・秋は長袖体操服・長ズボン、冬は長袖体操服に上に着るジャージを重ねて長ズボンを履きます。
冬になると、外での活動用に学校に置いておく上着を持ってくるように言われます。
服の前後について
服の前後ろは昔はよく分かっておらず、反対に着てしまうこともよくありました。
お裁縫が得意なお母さんはわかりやすいように星マークを縫い付けたり、ボタンをつけたりとしていた方もいらっしゃいました。
私はそれが面倒だったので、服の内側の後ろのわかりやすいところに名前を大きめに書いておりました。
Tシャツなどの場合は襟の内側の後ろ側に、ズボンならウエストのゴムの内側の後ろに書いていました。
その名前がある方が後ろだよと言い聞かせながら着せること5〜6年。
最近ではそれを確認しながら着てくれるようになりました。
それ以外でも前に絵などが書いてある前後がわかりやすいTシャツやトレーナー。
ポケットがついていて前後がわかりやすいズボン。
こういったものはやはり自分で前後がわかるようになってきたので、自分で大体確認してきてくれるようになってきました。
前後確認しながら着るようになったのは、本当にここ最近の3年生〜4年生になってからだと思います。
まだたまに間違える時もありますけどね。
気温差による服の調節
暑さ寒さでの調節は自分でするのが難しいので、こちら側で上着や下着で調節してやることは必須です。
我が家ではユニクロさんのヒートテックだったり、フリースなどは重宝しております。
ふわふわの触感は好きらしく、ふわふわのフリースの上着などは好きなようで来月くらいにはよく着るようになりそうです。
それ以外に最近の息子の好きな素材はスウェットです。
なぜかそればかり持ってきて着ているんですよね。
こだわりでしょうか。
秋もそろそろ終わりが近づいてきているなと感じます。
今日は私と息子の洋服ダンスを真冬に向けて、衣替えをしようと思っております。
最近、身長が伸びてきてまた服を買い直す時期がきました。
子供の成長は早いなあと感じさせられ、嬉しさと少しの寂しさが過ります。
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