我が家の自閉スペクトラム症と重度知的障害を併せ持つ息子は季節の変化や生活環境の変化などによって、よく睡眠が浅くなったり、夜中に起きたりすることがあります。
それで日中過ごす際に影響が出てしまう時もあるので、睡眠に関しては気をつけていることがあります。
今日はそうした我が家の息子の睡眠事情についてお話ししたいと思います。
乳幼児のころ
息子は乳幼児の頃は本当に眠る時間が少ない子でした。
今考えるとちょっとした刺激にも敏感に反応し過ぎてしまっていたのかもしれません。
とにかく赤ちゃんの頃は中々寝てくれず、夜中に起きて授乳、おむつ替え、寝かしつけでしょっちゅう起こされて、しかも日中の寝る時間も少なくて寝てもすぐに起きてしまうことが多かったです。
周りの人たちの助けがあったから乗り切れたものの、一人だったらどうなっていたか・・・。
それから1〜3歳ごろまで夜に寝室に行っても中々寝なくて、夜中の2〜3時ごろまで起きていたこともよくありました。
お昼寝の時間を少なめにしてみたり、晴れている日は公園まで毎日のように出掛けて行って、とにかく夜寝てくれるように必死でした。
中々寝てくれずにイライラしてしまうと、お父ちゃんが夜中のドライブで息子を寝かしつけてくれた時もありました。
こども園に入ってからは寝てくれる時が増えていきました。
やはり日中にたくさん動いてきて疲れるようで、とても助かりました。
喘息の気が出始める
こども園に入ってからと同じくらいの頃から喘息っ気が出始めて、夜中に咳が酷くなってしまう時もあり、夜中に咳き込んでしまうと落ち着くまでに1時間ほどかかってしまうこともよくありました。
なので、季節の変わり目や気候が荒れている時などはよく病院に駆け込んでいました。
大変でしたが、病院でもらってきた薬を飲むとよく眠れることが多かったので、普段もこれくらいたくさん眠ってくれるといいのになと思っていました。
小学生になってから
小学生になってから学校に通学し、放課後は放デイに行くようになるとたくさん動くためか、本当によく寝てくれるようになりました。
小学校に入ってからだいぶ睡眠時間も増えて、安定して寝れるようになってきました。
喘息っ気が出たり、行事・進級・長期休みなどで生活リズムや環境が崩れると、睡眠が崩れることもありましたが、それでも乳幼児の頃よりも睡眠のペースが大きく乱れることは無くなっていきました。
最近では大寒を迎えた頃から、夜中にトイレに起きることが増え、最近は毎日、
「おしっこ!」
「・・・・・・・・・早く行っておいで。」
と毎夜起こされてはむにゃむにゃしながら返事を返しています。
(息子はトイレも「行っておいで」と返事がないと行かないこだわりがあります。)
息子の睡眠事情をよくするための対策
就寝・起床時間を守る
我が家では夜9時に寝て朝6時に起きるようにしています。
お休みの日などは前後1時間のズレは許容しますが、基本的にはずっと就寝・起床時間は同じです。
そして、親も夜9時には一緒に寝に行きます。
親が自分の時間を持ちたければ、早起きするようにしています。
昔は親が寝かしつけてから夜に自分たちのゆとり時間にしていましたが、中々寝なかったり子供が起きてきてしまったりすることが多かったので、早めに一緒に寝てしまうことにしました。
早起きする方が静かにゆっくりできますし、疲れていたら自然と長く眠るので睡眠不足になることが減り体調も良くなってきたので、子供と一緒に早寝早起きスタイルにして親としてもメリットがたくさんありました。
寝室に入ったら灯りを消してすぐに寝る
寝室には寝具と小さな鏡台があるだけで、他に物は置いていません。
そして、寝室に入ったらすぐに灯りを消して布団に入って眠るようにしています。
眠れない時やグズった時に母ちゃんが適当に脚色した御伽話をぽそぽそと話したり、背中をポンポンすることもありますが、基本的にはすぐに寝る体勢に入ります。
寝室は寝るところと印象付けることで、睡眠に入りやすくなるように気をつけています。
昔は寝てくれない息子にイライラしてしまったり、母ちゃんも睡眠不足で体調不良になったりしました。
そう考えると今は本当によく寝てくれるようになりました。
最近では大人になってグループホームなどの施設に入るときに備えて一人部屋で寝る練習もしていきたいと思っています。
中学生になる頃には一人部屋でも寝てくれるといいなと考えていますが、今は同じ部屋で違う布団で寝るのも拒否するので、うまく行くかは微妙です。
なるべく落ち着いて寝られる環境を整えて、良い睡眠を取れるように試行錯誤は続けていきたいと思います。
昨日食べた甘いものと運動報告
甘いものはミルクジャムトースト1枚でした。(ミルクジャム・食パンはホームベーカリーで作りました。)
歩数8663歩、ヨガは5分だけでした。
もう少しヨガを頑張りたい・・・。
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