障害児の補助箸でのおはしの練習

(障害児)育児は自分育て

我が家の息子は食事の時はスプーンやフォークを使うことが多いです。

しかし、ラーメンやうどんなども大好きで、それをフォークで食べるのはちょっと大変そうです。

手で食べてしまうことが多かった息子には「なるべく食具を使って食べてほしい」と思ったので、児童精神科の先生に相談して、作業療法で訓練することになりました。

スプーンからのスタート

最初はスプーンを使う練習からでした。

スプーンを使うにも上から握るのではなく、下から鉛筆や箸のように持つ方が操作性も良くなるそうです。

しかし、うちの息子は上から握る癖が中々治りません。

この方が本人にとって使いやすいなら無理に矯正しようとしてストレスになるので、今のままでも良いと作業療法の先生は言ってくださるので、スプーンはまあいいかと諦めています。

フォークは最近は下から握って使うことが多いです。

と言っても、圧倒的にフォークよりスプーンの出番が多いですけれどね。

補助箸で練習中

初めは箸を使えるようになるとは思っていませんでした。

しかし、今は本当に色々な便利なものが揃っています。

初めて作業療法で訓練に使ったのは「箸ぞうくんミニミニ」という補助箸でした。


箸ぞうくん ミニミニ 水色 右手用 15cm(3歳~5歳のお子様向け)

これを使って作業療法で練習していくうちにこれなら使えるかなと思い、購入を考えていましたが、その時には息子の手も段々大きくなってきていたので、大人用のものはどうかと教えてもらったのがやじろべえという介護用の補助箸でした。

実際にこんな感じで使っています。

大好きなおはぎを掴んでいます

ちょうど持つあたりに出っ張りがあって持ちやすく、トングのお箸バージョンといった感じで、少しの力で掴めるようになっています。

出っ張りがないバージョンは「はしぞうくんおつまみ」というタイプもあります。


箸ぞうくん おつまみケースセット OT-3 (ウインド) (箸・スプーン)

こちらは家で使うように持っていますが、息子の場合はやじろべえの方が持ちやすそうで、学校にはやじろべえを2年生の時から持っていっています。

乱雑に扱わなければ1〜2年くらいは使えます。

息子は学校で2回くらい壊してしまいましたけどね。

これらの箸に少し慣れてきたので、前に100均で見つけたこちらはお出かけの際に持っていっています。

持ち運びに便利です。

赤いミッキーさんがお箸をつなげてくれています。

子供用の箸でないと使いにくいというか、箸の頭の部分が刺さらないんですけどね。

先のやじろべえなどと違うのは、柔らかいので掴むときに少し難しくなります

だいぶ補助箸に慣れてきたので、たまにこれで練習しています。

しかし、手が大きくなってきたので、小さくて使いにくくなってきたようです。

大人用だとこういったものもあるので、今はこちらにしようかと検討中。

まだ息子はやじろべえが使いやすそうですが、もう少し慣れたらこちらにシフトしようかなと思っています。

これらの補助箸のおかげで、息子は大好きなラーメンやうどんがとても食べやすくなりました。

でも、まだうまくできずに左手で食べ物を持って補助しようとするので、左手はお皿を持つように促しています。

(今回、サポート機能を持つお箸を補助箸と表記させていただいております。別の言い方等あるかもしれませんが、このブログでは補助箸と呼ばせていただきます。)

普通のお箸は持てるようになるかは正直なところ分かりません。

しかし、作業療法の先生はできるようになるかもしれないと言って下さったこともありました。

いつかできたらいいなと焦らずに、息子と今日も美味しくご飯を頂きたいと思います。

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