障害児を育てる上で困ること

障害児を育てる上では困ることは多々あります。

我が家の重度知的障害児の息子にもそれはもう大から小までたくさんあります。

今日はそんな困りごとをいくつか思いつく限り挙げてみようと思います。

意思疎通が難しい

我が家の息子は重度知的障害があるので、言葉も日常よく使う2語文が少し出るだけというレベル

だから、何を言いたいのか、何をしたいのかが分からないことのは日常茶飯事です。

食べたいものや飲みたいもの、トイレに行きたいなど生理的な欲求はわかりやすいのですが、それ以外は親でも理解できないことが多いです。

対策としては理解できるように息子をよく観察したり、粘り強く理解できる言葉を単語でもいいので多く覚えさせることくらいです。

生活の全般に介助が必要

息子の場合、お風呂に入って自分で体を洗ったり、トイレでうんちの後にお尻を拭いたり、学校まで通学することなどは一人ではできません。

着替えや食事を食べることはほぼ一人でできるようになりましたが、それ以外のところでは介助が必要なことは多々あります

その度に時間を取られてしまうので、そういったことも織り込み済みで予定を立てなければなりません。

対策としては自分でできるように粘り強く教えていくことと、介助することも加味してこちらも行動・予定を立てることくらいです。

苦手な場所・物に対してパニックになる

彼が苦手な場所や物は多く、賑やかな遊園地や注射をされたことのある病院などは本気で嫌がり、寝転がって行くのを拒否する時もあれば、手を振り解いて逃げ出したりします。

この時の力はものすごく強くて、5年生ともなるともう母ちゃんでは抑えが効きません。

対策としては苦手なところには極力行かないようにする、注射などに行く場合は事前に病院に知らせておいたり、お父ちゃんに一緒に来てもらうようにしています

暇な時に自分でうまく過ごすことが難しい

息子は暇な時間に自分で好きなものを見つけて暇を潰すというのが中々に難しいのです。

うまく過ごせないと大声をあげて気を引こうとしたり、誰かにくすぐってもらいたくて「こちょこちょ」としつこく要求してきたり、家の開いている窓やドアを思い切りバンと音を立てて閉めて回ったりと、正直こちらもうるさくなってイライラしてしまうことがよくあります。

そして怒ってしまうと更にひどくなったり、大泣きしたりとそれはもう大変です。

対策としては、彼が室内でも遊んだりできる好きなおもちゃを渡したり、休日なら散歩に連れて行ったり、家なら好きなテレビを見せたりしています。

この余暇を自分で楽しく過ごせる能力は本当に大切だなといつも思います。

障害児の息子と生きていく上で困ることは小さなことも挙げて行けばキリがありません。

それでも、色々な人の助けや知恵を頂いて、何とか乗り越えることができています。

息子の命や幸せはたくさんの人の優しさや努力の上で成り立っているのだなと思うと、それはすごく幸せでありがたいことだなとふとした時に気づきます。

困ったところも多いけど、そんな息子に教えられることも多いからこそ、育てる上で生き甲斐というか育てがいも感じています。

昨日食べた甘いものと運動報告

カカオ86%チョコレート2欠片、ドライフルーツ12g

歩数7219歩、ヨガ22分

運動がちょっと足りてない・・・。

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