QUONチョコレートさんをご存知でしょうか?
とても美味しいチョコレートテリーヌのお店なのですが、働いている方の多くが障害をお持ちの方で、他にも子育て中のママさん達、悩みを抱える若者、LGBTQの方など様々な方達がそのお店や工房で働いていらっしゃるそうです。
全国に40店舗57拠点あるそうで、そこで作っておられるチョコレートが本当に美味しいのです。
我が家の子供達も母ちゃんもチョコレートが大好きなので、たまに買いに行ったり、プレゼントに送ったりしています。
今回ホワイトデーということで、母ちゃんの弟がバレンタインのお返しにくれました。
息子が知的障害があるということで、弟も昔あれこれ興味を持って調べてくれたそうで、そこからQUONチョコレートさんを知ったそうで、我が家のチョコレート好きなのもあって、たまに買ってきてくれる時があります。
その気持ちが嬉しい母ちゃんです。
弟よ、本当にいつもありがとう。
今回もらったのはこちら。
中の種類が豊富で地域限定と書いてあるものの中には食べてみたいテリーヌが目白押しでした。
息子はオーソドックスなチョコとペカンナッツの組み合わせのでしたが、一瞬で口の中に消えていきました。
母ちゃんは抹茶と黒豆のテリーヌで、食べ終わるのが勿体無いくらい美味しかったです。
食べ終わった後で写真撮ればよかったと気づいて、まだ食べていた娘のを撮らせてもらいました。
娘が手に取ったのはリッチベリーというピンク色が鮮やかな苺のテリーヌで、大事そうに少しずつ齧っていました。
まだ残っているので、今度の週末のおやつにまたみんなで食べる予定です。
一枚一枚がちょっと高いけど、それだけの材料や丁寧なお仕事が感じられる一品です。
今度旦那さんの実家に帰省するときの手土産はこれを買って行くと心に決めました。
ホームページなどを見てみたら、QUONチョコレートのチョコを使った焼き菓子やクッキーのお店などもできているらしく、買って食べてみたくなりました。
そして、こちらのお店のドキュメンタリー映画「チョコレートな人々」という映画が制作されていたそうで、実は最近まで知らなかった・・・。
それに近くで上映しているところがなかった・・・。
その内地上波で放送されるといいな。
予告を見ただけでも、なんだかものすごい見たくなりました。
障害者の働く事業所をカードローンで借金してまで必死に作り上げて、そこから本格的なチョコレートのお店を築き上げ、全国に拡大させたその熱意と相当の努力、どれだけ大変なことなのか母ちゃんには想像ができません。
どうしてこんなに他人のために頑張ってくれるのだろう?
どうしてこんなに優しく寄り添ってくれるのだろう?
ありがたくて嬉しくて考えただけで涙が出てしまう母ちゃんです。
場所や環境は違うけど、こういう情熱と優しさを併せ持つ方々に息子もたくさん助けられて生かされているんだよなと深く実感します。
何気なくお返しとして選ばれてもらったチョコレートですが、そこに詰まっているたくさんの見えない優しさに思い至ると心がとてもほっかりしました。
いつか息子や母ちゃんも少しだけでもそんな優しさに返せるものができるといいなと思います。
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